モスコバイトとレピドライト
レピドライトのアクセサリーを作りたくて、をネット検索中に、気になる石を発見。それはモスコバイト!
モスコバイト。。。
雰囲気がレピドライトに似ているので、目に入ったのですが、モスコバイトは「白雲母」。レピドライトもリチア雲母という「雲母」系です。なるほど雲母が共通しているから似ているのですね。
でも、モスコバイトのビーズは、白雲母という名なのに赤いのです。なぜでしょうか?!レビドライトとの違いも、気になります。
あ~、仕事そっちのけで調べてしまいました(^^ゞ
実は、白雲母の成分にマンガンが入っているから、モスコバイトは赤くなるのです。
マンガン。。。
糖質や脂質などの代謝にかかわる酵素の補酵素として作用するミネラルの一種。別名『代謝のミネラル』。
・ 細胞の活力を高め、虚弱体質を防ぐ
・ 細胞表面を保護する
・ 骨の形成を促進し、肝臓や骨の酵素作用を活性化する
・ 疲労やイライラをやわらげ、精神を正常に保つ
・ 記憶力を増進させる
・ 神経や筋肉の炎症を防ぐ
・ 目、すい臓、生殖機能低下を防止する
※常の食生活でマンガンが欠乏することはほとんどないため、あえて過剰にとる必要はない。
ほ~、この石は漢方にも使われるそうです。ただ普通の食生活の人には必要ない効用なので、印象として「普通、当たり前」といえます。
モスコバイトは、他にも成分によりピンクや紫、緑色があるそうです。
では、レピドライトはどうでしょうか。レピドライトはピンク色~紫色ですが、これはリチウムという成分が含まれています。
リチウム。。。
自然界に103ある元素の1つ。純粋な形でなく、たとえば酸化リチウムとして岩石に含まれていたりする。炭酸リチウムは、精神科の病気の治療に使われる化学物質。
リチウムは、躁うつ病などに対処します。だからリチウムを含むレピドライトの効用も抗躁うつ病とあったのですね。なるほど、たしかにレピドライトはやさしくて、心が落ち着きます。躁うつ病には有効だと思います。
そうしてみると、同じ雲母系の赤ピンク色の石でも、違いがはっきりしてきました。つまり、モスコバイトは肉体用、レピドライトは精神用。あ~、納得。すっきり(^_^)
このふたつを組み合わせれば、「ごく当たり前、自然体」な使い心地になるはずです!普通って大事ですよね。空気と一緒。いつもあるから、気にならないけど、なくてはならないもの。。。
一度、モスコバイトを手にとってみたいものです。