ラブラドライト(4)
さて、いつだったか新聞で、美智子妃殿下が若い頃、疲労やいろいろな出来事が重なり、悲しみのあまり声を失ったことを知りました。それを克服し、声が出るようになったとき、「大丈夫。私はpurify(ピュラファイ)されました。」と表現されたそうです。
purifyとは「精製される、清らかになる, 清浄になる, 純化される」という意味があります。10年以上も前の昔なので、記事の内容は空覚えですが、その奥の深い単語を使った表現の「感性」にステキな人だなぁと感銘を受けたことを覚えています。
purify(ピュラファイ)と一緒の意味で、「精製」という意味をもつ英単語があります。それは「refine(リファイン)<」。実は私の名前のレフはその頭文字「Ref」です。(^^ゞ どんなときでも再生してより純化していけるように願いを込めました。
ラブラドライト絶賛♪の観ですが、そうではありませんよ。これを持ったら、幸せになれるのなら、誰でもが幸せになるはずです。でも実際はそうではありません。石はただの石にすぎません。
歌やダンス、絵画や洋裁、いろいろな趣味やボランティア、仕事、なんでもいいからコレ!といったものが心にちょっとでも、キラリと光ったなら、それは自分を「本来の姿」に戻すひとつのきっかけになると思います。わたしにとってそれが石だったようです(^_^)