展開

ミニチュアダックスのミニーは13歳。
人間でいえば、超高齢おばあちゃんです。
胴長のためなのか、腰を悪くして、立ち上がるのにも悲鳴をあげています。
病院でレンドゲンを撮ると、腰の骨がすり減っているそうで、老化とのことでした。
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その姿は人には相当痛々しく感じるらしく、
たまたま散歩中のミニーを見たお隣さんは涙していました。
でもそれ以外は元気で食欲もまだまだあるので、大丈夫です^^
冬が過ぎ、春先になって恋の季節がやってくると
ミニーの散歩の量がぐんと増えました。
びっくりするくらい遠くへ出かけます。
その後ろ姿を追いながら、
あー、ミニーは「生」の種を展開させているのだと、まぶしく見ていました。
「生」への渇望を目の当たりにして、
本人が望む否にかかわらず、時期が来れば発動されるのだと、
DNAに秘められた展開のエネルギーに感嘆します。
それは動物に限らず、植物やクリスタルなど
すべてに”種”があり、それを自動で展開しているのだと、
気づかずにはいられません。
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クリスタルの成長はいつ止まるのかと、
昔、疑問に思って調べたことがあります。
答えという答えはみつからなかったのですが、
その中でもっとも印象的だったのが
「その種が尽きたら展開は終わる。」でした。
なーんかよくわかりませんが、DNAが納得です^^
ミニーも種が尽きるまで、「生」を展開します。
腰は不自由ですが、健全で健やかに展開できるよう家族で見守ります♪
打ちひしがれて人生お先真っ暗なときでも
狂喜乱舞なときでも、
おかまいなしに自分の中の「生」の種の自動展開は続きます。
思わずありがとう内なる種よ!と言いたくなります。
この素晴らしき種が尽きるまでいざ!

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